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えん罪被害者たちが再審に関連する法律の改正を訴える

2023年3月15日

刑事による証拠品のねつ造が実証された袴田事件で、東京高裁が裁判をやり直す再審を認めたことを受け、えん罪被害者たちが法務省に対して再審に関連する法律の改正を求める要望書を提出しました

 

えん罪の被害者たちが、再審制度に検察への証拠開示の義務づけや、検察官の抗告禁止などを盛り込むよう、刑事訴訟法の再審規定の改正を求めました。

 

冤罪問題に取り組む弁護団も、法務省に対して検察官の抗告禁止などを求める要望書を提出しました。

 

 

大阪女児死亡火災事件の再審で無罪が確定した青木恵子さんのコメント

 「袴田事件の袴田巖さんも、もう高齢です。」

「いつまでこんな裁判をして人生を狂わすんだろうと。誰が責任を取るんですかと」

 

 

冤罪問題に取り組む映画監督の周防正行さんのコメント

「きちんとルールとして決めてあげないと、法曹三者は自分たちの力を発揮して公正な裁判を進めることができない」

 

 

冤罪被害者のコメント

「いつまで人生を狂わすんだろう」

 

 

斎藤法務大臣のコメント

「再審をめぐる検察側の証拠開示について、慎重に検討していく」

                                       

「日本は法治国家」だと発言する日本人がいます

袴田事件や御殿場事件を知らない人なのでしょうか

 

日本の警察は優秀

日本は司法国家

これは、政治屋や官僚の発言をメディアがプロパガンダしただけです

 

なぜ、優秀な警察や検察が、証拠をねつ造してまで無実の国民を有罪に貶める

どこが優秀だ

なにが法治国家

 

日本の刑事事件では、起訴されると99.9%が有罪となる

この数字を見るだけでも、日本の司法が有罪ありきの魔女裁判であることが証明されています

 

多くの国民は、冤罪がわが身に降りかかるまでは、日本が冤罪国家だということに気が付かないのでしょう

 

 

斎藤法務大臣は、岸田総理と同様に「検討」するだけにとどまるでしょう

検討を加速したり、異次元の検討をするかもしれませんが、国民の為に結果を出すことは無いでしょう

 

自公によるカルト政権が続く限り、官僚や既得権益が肥え太り、不運な一部の国民が冤罪に苦しむことになります

 

 

検察官による制限無き抗告も悪質です

 

検察は有罪になるまで上訴できますが、冤罪を認定できる能力を持った判事はごく一握りです

 

「判事ガチャ」の中には冤罪判事しか入っていません

それは有罪率が99.9%であることが証明しています

 

正常な判断ができる判事が、勇気をもって差し戻しとしても、差し戻し審の判事が正常とは限りません

 

まともな判事は1割に満たない

これは元高裁の判事による談話です

 

 

車内に十徳ナイフを置いただけで軽犯罪法違反罪に問われていた男性の差し戻し審で無罪判決

2023年3月1日

車内に十徳ナイフを置いただけで軽犯罪法違反罪に問われていた男性の差し戻し審で、新潟簡裁の益之裁判官が求刑科料9千円に対して無罪の判決を下しました

 

新潟簡裁の益之裁判官は差し戻し審で、「護身用に所持していたとの捜査段階の趣旨の供述については、警察官に誘導された可能性がある」と指摘しました。

 

 

検察側の主張

「正当な理由なく十徳ナイフを隠し持っていた」

 

 

新潟簡裁の益之裁判官による判示

「災害や防災用であった」

「社会通念上、相当と認められ、正当な理由がある」

「5年以上車内に放置しており、他者からの危害に対抗する手段として効果を発揮しない」

                                       

起訴されると99.9%が有罪となる冤罪体質の法廷が正常な判決を下すのは久しぶりでしょう

 

もし、有罪となっていれば、敷地内に置いて倉庫として利用している車両であっても、軽犯罪法違反罪や銃刀法違反罪に問われる可能性があるという事です

 

検察は、有罪になるまで上訴するのではなく、新潟簡裁による正常な判断を受け入れるべきです

 

1審での無罪判決や差し戻し審に対しては、検察による控訴を制限する法整備が必要です

 

 

疑わしきは罰する

推定有罪

これが日本の司法の実態です

 

冤罪事件で苦しんでいるのは袴田さんだけではありません