2023年5月
厚労省が、ワクチン非接種者の新型コロナウイルスに新規感染した人数を水増ししていたことが発覚しました
厚生労働省が新型コロナウイルスの新規感染者について集計する際に、本来は「ワクチン接種歴不明」に分類するべき人を「ワクチン未接種」として計上していました。
これにより、ワクチン未接種の新規感染者数が、実態より多く公表されていました。
この実態を反映しないデータを根拠として、自民公明政権がワクチンの効果を主張していました。
政府やコロナ対策を助言する専門家らは、ワクチンの有効性を示す根拠として、この数字を改ざんされた資料を何度も引用してきました。
医療機関等で新型コロナウイルスの感染者が確認されると、医療機関や保健所は厚労省肝いりの感染者情報システム「ハーシス」に、感染者の年齢や性別、ワクチンの接種歴などを入力します。
このハーシスへのデータ入力が、多くの医療関係者に負担を増やしていました。
ハーシスでは、接種歴は「未接種」「2回目接種済み」「3回目接種済み」「接種歴不明」に分けて集計していました。
このデータは、厚労省がコロナ対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード」で公表してきました。
厚労省による公表では、どの年代の感染者も「接種済み」より「未接種」の方が多い傾向が続いていました。
例えば、2022年4月4日から同月10日の週では、12歳以上の全ての年代で10万人あたりの新規感染者が「2回接種済み」の214人に対して、「未接種」は2倍以上の529人とされていました。
その翌週の2022年4月11日から同月17日の満船者数では「2回接種済み」の217人に対して、「未接種」は230人となり、接種済と未接種の差がなくなりました。
逆に、多くの年代によっては「2回接種済み」の新規感染者数が「未接種」を上回りました。
2022年4月4日からの週と2022年4月11日からの週では、「ワクチン接種歴が未記入の場合、未接種に分類していたが、5月11日以降は接種歴不明に分類している」とする注意書きが加わりました。
ハーシスでは、接種歴の入力がなかった人についても、「未接種」に計上していたことを明らかにするとともに、「接種歴不明」に計上するよう修正したことにより、未接種の新規感染者が大幅に減る結果となりました。
専門家組織座長の脇田隆字国立感染症研究所長コメント
「資料を見るとよくわかる。未接種、2回接種済み、3回接種済みと進むことで新規感染者は減る。感染を防ぐことができる」
政府の佐々木健内閣審議官コメント
「もう少し分析が必要だが、資料から一定の傾向は見える」
厚労省のコロナ対策推進本部コメント
「意図的ではなかった」
「昨年の接種を始めた当初、接種歴がある新規感染者は少なかった。」
「厚労省は意図的に未接種の感染者数を多く見せようとした」
「自公政権がワクチン接種を推奨している証拠だ」
「ワクチン問題は、戦後最大の薬害事件になるだろう」
「厚労省は危険なロットを把握していたらしい」
与党も厚労省も、誰も責任を取っていません
ワクチン接種を推奨する偏向報道を行ってきたメディア各局も、この点をろくに追求しませんでした
反日カルトを密接な政府が信用できないのは当然として、メディアも戦時中に軍部と一体化した時代と変わりありません
厚労省による数字の改ざんは以前にも発覚しています
自民公明による政権下では、官僚による数字の改ざんや忖度が横行しているのでしょう