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三菱UFJ銀行支店の店頭責任者が貸金庫から十数億円規模の窃盗

2024年12月6日

三菱UFJ銀行の支店で店頭責任者として貸金庫を管理する立場にあった行員が、都内にある練馬支店と玉川支店の貸金庫から、預けられていた現金や貴金属などの窃盗を繰り返して、合わせて十数億円規模の被害を出しました

 

三菱UFJ銀行の店頭責任者は、貸金庫からの窃盗を認めているということで、2024年11月14日付で懲戒解雇されました。

 

三菱UFJ銀行の店頭責任者は約60人分の貸金庫の中身を盗んでいたということです。

 

 

三菱UFJ銀行のコメント

「元行員が、貸金庫からお客様の資産を窃取するという事案が発生いたしました」

「貸金庫は、お客様に無断で開扉することができないよう、厳格な管理ルールを定めており、第三者による定期チェックの仕組みも導入しておりましたが、未然防止に至りませんでした」

「現在調査中のため、貸金庫の仕組みや貸金庫のある部屋に入る方法については、公表できない」
「発表した被害は元行員の供述に基づく被害状況であり、調査継続中」

「現在、警察と弁護士に相談の上、刑事告訴も視野に調査している」
「盗難に遭った利用客には、銀行側で補償をする方針です」

「事案の発覚後に対策本部を設置。全容解明に向けた調査と未然防止できなかった原因究明を進めるとともに、お客様への被害補償の実施、再発防止策を早急に検討していく」

 

 

椎名英之弁護士のコメント
「今回も刑事告訴される可能性はもちろんあると思うのですけども、逮捕されてしまうと銀行側が元行員本人に直接事情聴取をすることができなくなってしまって、銀行側ではそれ以上調査ができなくなってしまいます。」


「銀行側としてはまずきちんと行内で調査を行いたいと考えていると思いますから、おそらく警察や利用者本人と連携を取って、被害者に対しては銀行が責任を取るから、告訴状だったり、被害届を出すのは待ってほしいというやりとりをしているのではないかと推測しています。」

 

 

資産形成アドバイザーで元メガバンク支店長のコメント

「今回の事案がHPに発表されたのが、2024年11月22日。ちょうど今日で2週間です。この間、僕の周りでは『これはどうなっているんだろう』と話題で持ちきりなんです。貸金庫、危なくてやばいよねと。」


「これは単独銀行だけでなく、380カ所の金融機関、この現場で働いている人も大迷惑を受けているわけです。安心だと思っているところがこんなことでは、とてもじゃないけれど怖いとなっているわけじゃないですか。それが時間がかかるのはわかるけれど、それを納めるために、今はこういう理由でこういう再発防止をするから、申し訳ございませんという会見があるべきだと。」

 

「結局、リスクと利益のバランスが、今回のことで貸金庫はすごいリスクのある事業だと金融機関も驚いていると思うんです。」

「金融機関として貸金庫事業そのものの見直しにもつながるような事件になったと思っています。」

 

 

金融ライターのコメント
「保管は契約の時にお客様に副鍵を確認していただくんですけども、その際に、お客さまの目の前で封筒に入れて、お客さまと窓口の担当者と銀行内部の役席者の三者で、それぞれ割印をして、保管をする形になります」


「貸金庫からっていうのがあまりないケースで、まずその点について驚いたっていうのが一点と、あとは金額の大きさが今回は、十数億っていうことだったので、その金額の大きさにも驚いたというところです」


「貸金庫はセキュリティーがまず厳重にしっかりしているので、気軽に開けようと思っても開けられるものではない。銀行によって異なるとは思うんですけれども、鍵がまず2つ種類があって、貸金庫に入るための鍵というのと、貸金庫そのものを開ける鍵」

 

「銀行によって違いはあるものの、一般的に、銀行員が貸金庫のある部屋に入るための鍵を手にするには、一定の役職を持つ2人以上の承認が必要で、さらに、貸金庫自体を開けるための鍵は、利用者が持つ鍵以外に、副鍵と呼ばれるスペアキーが、銀行に保管されているそうです」

 

 

三菱UFJ銀行の貸金庫利用者コメント
「何を信用していいのかわからない」

「やっぱり信頼している銀行にそういうことがあると、怖いですよね」

「日本の安全は神話でしかない」

三菱UFJ銀行が奪われた金額と信用はあまりにも大きい」

「これが戦後の日本教育に対する回答なんでしょう」

                                       

貸金庫のプライバシーとセキュリティの兼ね合いで、難しい部分もあったのでしょう

 

建設的な対策は一つです

「誰も信じるな」ということです

 

多くの日本人には、根拠も無く他者を信じる傾向があります

 

銀行の支店長が貸金庫から金品を盗み

現職の警察官が捜査中に知り得た情報を基に強盗殺人におよぶ

これが現実です

 

「まさか、あの人が」などという発言こそが「まさか」なのです