2024年12月24日
福岡県太宰府市四王寺山にある日本最古の山城の一つである国特別史跡「大野城跡」の縄張り内に、許可を得ずに違法なキャンプ場が設置されていました
太宰府市は2022年10月頃に、約3300㎡ある大野城跡の敷地内に、プレハブのようなものが建てられているのを確認しました。
県と市は2023年5月以降から関係する事業者への指導を続けており、テントを撤去させたものの、敷地内に置かれたコンテナやトラックの荷台などの建築物6件の撤去が事業者の計画書通りに進んでいないということです。
違法に設置されたキャンプ場は、四王寺山南東の太宰府市側にあり、設置したのは地権者の一人でリサイクル品などを扱う女性ということです。
大野城は665年に、宇美町・太宰府・大野城両市にまたがる四王寺山に、百済から亡命した渡来人らとともに築造されたとされており、1953年には国特別史跡に指定されました。
福岡県の服部誠太郎知事コメント
「非常に遺憾で、早急に是正されるべきだ」
「設置した事業者から2025年3月までに是正するという計画書が提出された」
福岡県太宰府市のコメント
「県と市は特別史跡である同地の原状回復も求め、連名で12月23日に警告板を設置した」
「結論は原状回復しかない。国や県と相談しながら強く求めていく」
「現地は開発が制限される市街化調整区域であり、事業者は文化財保護法や都市計画法に基づく許可を申請していなかった」
「仮に申請が出ても許可を出すのは難しい地域で、キャンプ場はできない」
日本の文化財の破壊に関して、厳しい罰則を設定するべきです
違法なキャンプ場が設置されたということは、管理・監視が十分ではなかったといことです