2025年6月10日
東京外大が、「日本が『ラテンアメリカ化』する前に」のイベントポスターに関して、不適切な表現があったとして謝罪しました
書籍の記念イベントのポスターで、2025年5月19日から同月29日までの間に、大学図書館で実施した「日本が『ラテンアメリカ化』する前に私たちにできること」という文言が含まれたイベントのポスターです。
書籍の記念イベントでは、不平等が悪化するラテンアメリカの事例を紹介した本『不平等のコスト――ラテンアメリカから世界への教訓と警告』(東京外国語大学出版会)の出版を記念して開催されました。
「不平等という普遍的な社会問題に対する理解を深めるとともに、ラテンアメリカの実態から、日本に暮らす私たちに何が学べるかを探求する」ことを目的に、関連写真や書籍などの資料が展示されていました。
東京外大のコメント
「日本が『ラテンアメリカ化』する前に私たちにできること」という表現について「特定の地域とその文化に対する理解と配慮を欠いたものであり、多くの人々を深く傷つける結果となりましたことを、心よりお詫び申し上げます」
「本学は、国際的な視点から言語・分化・社会を教育・研究する機関として、本来このような事態は決して起こしてはならないものであり、今回の件を重く受けとめ、深く反省しております」
「私たちは今回の問題を教訓として、今後の広報やイベント運営において、使用する言語表現や視覚的表現の適切性について、より慎重に確認する体制を整えてまいります。また、多様な文化的背景に対する理解を深め、表現の意義と影響について日常的に意識を強めていく姿勢を、教育活動全体において大切にしてまいります」
炎上したポスターを見ましたが、不適切という印象は無く、不平等に関する問題提起に見えました
「炎上=撤回・取り下げ」ではなく、正しい表現は自信をもって貫く必要もあるでしょう
現状では、反対者の言だけが取り入れられているように感じます
「日本が『ラテンアメリカ化』する前に私たちにできること」に関する意見を発信する機会を奪う権利があるのでしょうか