2022年3月25日
2019年7月の参院選で、札幌市内で演説中だった安倍晋三元首相に対して悪政を批判するヤジを飛ばした男女2人が、北海道警の警察官によって違法に排除された問題で、札幌地裁民事部の広瀬孝裁判長は、北海道警によるヤジ排除は「表現の自由侵害」とする判示を示しました
北海道警ヤジ排除訴訟の原告と弁護団が、憲法で保障された「表現の自由」を侵害されたとして、北海道に慰謝料などを求めた訴訟の判決が2022年3月25日になされ、北海道による表現の自由の侵害を認定した上で、北海道に合計88万円の支払いを命じました。
北海道警ヤジ排除訴訟の原告と弁護団による訴状
2019年7月15日、被害者男性はJR札幌駅前で自民党候補の応援演説をしていた安倍元首相に「安倍やめろ」とヤジを飛ばし、複数の警察官に後方に排除された。
その後、近くにいた被害者女性は「増税反対」と叫んだあと、20メートル以上後方に移動させられた。
さらに被害者男性は札幌三越前の演説会場でも安倍氏にヤジを飛ばし、約50メートル移動させられたという。
札幌地裁民事部の広瀬孝裁判長コメント
「原告らの表現の自由などが違法に侵害された」
日本国民が為政者に対して「増税反対」を訴えると、公権力によって排除される
これでは昭和初期の軍事独裁時代と同じですよ
警察がやっていることは、戦時中の特警と変わりありません
民事賠償だけで許される問題ではありません
国民を不当に排除した警察官には刑事罰が必要です
消費増税に反対するのは、日本国民として正しい意見です
日本は世界有数の内需国家ですから、消費動向を低下させる消費税増税は、日本経済に悪影響となります
「消費税が福祉に使われる」というのは詭弁でしかありません
