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福島県須賀川市が10年間で2782人分の源泉徴収を過大徴収

2023年7月10日

福島県須賀川市が10年間で2782人分の源泉徴収を過大徴収していました

 

福島県須賀川市は2023年7月7日、2012年からの10年間で、福島県須賀川市が委嘱した環境推進委員のべ2782人分の報償金に対する源泉所得税の算定に誤りがあったことを公表しました。

 

環境推進委員は、地区のごみ出し方法やリサイクルについて指導する役割を担っています。

 

須賀川市が委嘱する環境推進委員の1年間の職務に対する報償金1万円に対する源泉所得税は、本来であれば3.063%(306円)で計算すべきところを、誤って10.21%(1021円)で計算しており、7.147%(715円)分を過大に源泉徴収していました。

 

本来であれば「給与等」として源泉徴収するべきところを、講師謝礼などと同様の「報酬・料金等」として担当者が科目を認識していたことが原因とみられています。

 

また、今回の源泉徴収の過大徴収事案を受けて、須賀川市が調査を行ったところ、文化振興課でも53人に対し同様の事案が発生していました。

 

 

福島県須賀川市のコメント

源泉徴収事務における制度の理解の徹底を図り、適正な事務処理に務める。」

「対象者に対してお詫びと経緯を伝えるとともに、今後、法定申告期限の5年以内である2018年度から2021年度の、のべ650人について還付手続きを行う。」

                                       

年末調整で還付されるのでしょうか