2023年3月1日
大阪府堺市で小学校長を務めていた63歳の元小学校長が、いじめが原因で不登校になったいじめ被害児童に、卒業証書等を渡さずに卒業させたことが発覚しました
大阪府堺市の元小学校長男性は、校長だった小学校でいじめ被害当時4年生だった児童が不登校がちになり、登校できないまま2020年春に卒業証書などを渡さないまま卒業しました。
いじめ防止対策推進法が定める「いじめ重大事態」が疑われる事案である事を把握しながら、大阪府堺市の元小学校長は市教委に報告せずに、「被害児童の家庭に連絡したがつながらなかった」と虚偽報告した担任を信じたとして、児童を卒業させたということです。
堺市の市教委は、これらの行為がいじめ防止対策推進法などに抵触すると判断して、元小学校長を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にました。
虚偽の報告した6年時の担任教諭は、第三者委員会が調査を開始した21年春には既に退職しており、公務員法やいじめ防止対策推進法では処分できないということです。
この元小学校長は、現在では市教委事務局の再任用職員になっています。
堺市の市教委担当者コメント
「反省すべき課題と認識している」
減給だけで許される事ではありません
この元校長が、市教委事務局の再任用職員として税金から給与を得ている
日本の文科省界隈は腐りきっています
元校長は市教委に報告せずに隠蔽し、卒業証書などを渡さすことなく、イジメ被害者を学校から追い出した
学校が加害者に加担して被害者をイジメているようなものです