2023年12月31日
栃木県小山市が、国指定史跡の琵琶塚古墳を不適切に整備していたことが発覚しました
栃木県小山市による琵琶塚古墳の整備事業では、一輪車を用いて人力で丁寧に作業するべき場所で、重機を使用したということです。
栃木県小山市は、文化庁に現状変更申請をせずに工事を行っていたということです。
栃木県小山市は、文化庁からは原因を究明するように指導を受けており、小山市では2023年12月28日付で対策チームを設置して事態に取り組む方針です。
栃木県の浜口隆晴教育長コメント
「人力で運ぶのは作業員の安全や効率面で問題があり、重機の荷重が史跡に影響を与えないと確認して実施した」
「恥ずべき事態だ。文化財の重要性の認識が甘かった」
「整備事業の基本設計と現状変更申請はワンセットで、初歩的ミス」
「各地で採用されている手法と聞いているが、独断で変更したことは問題だった」
栃木県小山市では、高松塚古墳とキトラ古墳の極彩色壁画が、文化庁の不手際で破壊されたという恥の歴史から学ぶことがないのでしょう
コスト優先で、人力で作業するべき所で重機を使い雑に作業した
重機の荷重が史跡を損壊する可能性は考慮しない
そういった姿勢が伺えます
栃木県小山市の琵琶塚古墳は国指定史跡ですから、文化庁が現場を確認して、もし史跡の損壊が確認されれば、栃木県小山市には重い罰を与えるべきでしょう
国指定史跡の文化財を雑に取り扱う栃木県小山市には、自治体としての資格があるのでしょうか
地方自治権のはく奪等の罰則規定もあってしかるべきでしょう