2024年4月2日
リニア反対派で有名な静岡県の川勝平太知事が、2024年4月1日に行われた新規採用の県職員向けの訓示で失言し、その後にぶら下がりの記者に囲まれて詰められた結果、電撃辞任を表明しました
川勝平太静岡県知事の訓示
「県庁はシンクタンクだ。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」
川勝平太静岡県知事のコメント
「不適切ではないと思いますが、一部そこのところだけとれば、みなさんがおっしゃってるような、職業差別に落とし込むというふうなことができる発言だったかもしれませんね」
「人はそれぞれ受け取り方があると思います。どのような職業に対しても、それに対して“違い”はあると、“職分”が違います。しかし、職の貴賤はない、というのが基本的な考え方でございますので、そういう流れの中で発言しております」
「切り取り、というのが問題だと思います。脈絡を取っていただくと、そこのところだけ取ればあれ（誤解されるが）ですけど、趣旨はお分かりいただいた通り」
「よく考えたんですけれども、準備もありますからね。6月の議会をもって、この職を辞そうと思っております。以上です」
「御殿場市はコシヒカリしかない。飯け食って農業だと思ってる」
市民団体「リニア新幹線を考える静岡県民ネットワーク」の林克共同代表コメント
「川勝知事の辞職意向表明はとても残念だ。深刻に受け止めている」
「批判もされているが、県民のために当たり前のことをしてきただけだ」
「あれほど軸を持ってJR東海と対抗できる人はいないのではないか。」
「今後誰が知事になるか分からないが、同じような交渉ができるかは大いに疑問だ」
静岡市のベテラン市議コメント
「機を見るのに敏で、県民の支持を得るのがうまかった。女性にも人気があった」
「その場にいる人を盛り上げようとして、つい軽口をたたくところがあった」
「たたかれても選挙では圧勝してきた。どうしてこのタイミングなのか」
芸人のほんこんコメント
「この人らはモノつくってナンボ、野菜売ってナンボ、牛の世話しとってナンボ、こんな人らは頭とか知性がない方や、って言うてんのと一緒やぞ！」
「頭脳？知性？磨く ふざけるな 土台があるから我々が暮らせるのやで川勝さん もう辞めなはれ」
「追伸 アホンダラ」
静岡県民のコメント
「やっと辞めたか」
「地元のために働いているようには見えなかった」
「静岡はものつくりを誇っていたのではないか」
「知事賞を貰った事のある農家です。これは気分が悪いです」
NET上でのコメント
「最近では珍しい吉報」
「リニア関連株が爆騰ｗ」
「知事や公務員の本心を聞いた気がする」
「予定していたリニア開業断念の発言の後にかよ」
「失言→言訳→記者が論破→辞任で逃げる、こんな流れだったか」
「6月辞任って、ボーナス満額貰う気か」
「こういう老人が増えてるよね」
「こういった首長が、日本の酪農を苦しめてるんだろうか」
「女性の顔を揶揄する発言以来、この人の顔も見たくないし」
「ホンダ・スズキ・ヤマハが生まれた地なのにな」
「これじゃあ、日本の一次産業は苦しくなるよ」
川勝知事は水源を理由にしてリニア工事に反対していましたが、根拠は「水源に影響を与える可能性」でしかなく、敵を作り出す劇場型の政治家だったと思います
今となっては不適切にも程がある昭和の時代だったら、謝罪で済まされたのかもしれません
