2022年9月
NHKが制作して放映した東京五輪に関する番組で、重大な倫理違反があったとしてBPOが認定しました
放送倫理番組向上機構(BPO)が「重大な放送倫理違反があった」とする意見を公表したのは、2021年12月26日に放送されたNHK-BS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」で、番組後編の字幕の一部に不確かな内容がありました。
NHK-BS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」では、東京五輪の公式映画監督である河瀨直美氏と映画製作チームが密着取材して制作したドキュメンタリー番組で、男性を取材した場面で「五輪反対デモに参加しているという男性」「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」という字幕を付けて編集されていました。
放送後に視聴者から字幕の内容に対する問い合わせが相次いだことから、NHKが番組中に取材に応じた男性に確認したところ、実際に五輪反対デモに参加していた事実を確認することができず、字幕の内容が不確かだったことが発覚しました。
BPOによる見解
①番組は五輪反対デモに参加していない男性を参加したかのように描くもの。
②男性のその他の発言についても事実の確証は得られていない。
③別のデモに関する男性の発言を五輪反対デモに関するものであるかのように編集した。
④男性に対し適切な説明をしなかった。
NHK-BS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」を放送した結果、番組はデモの参加者はお金で動員されており、主催者の主張を繰り返す主体性のない人々であるかのような印象を視聴者に与え、デモの価値を貶めたという問題も生じた。
BPOのコメント
「放送倫理基本綱領及び、NHK放送ガイドラインに反しているとして、重大な放送倫理違反があったと判断した。」
国営放送によるヤラセ
しかも、不正と中抜きの温床となった東京五輪の強行開催に反対する国民を貶める偏向報道
NHKをスクランブル化させる意見もありますが、これではNHKを解体するべきでしょう