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自民党都連が「Dappi」発信元企業に400万円超の資金を支出

2022年11月18日

自民党の都連がSNSアカウントを発信していた「Dappi」の関連元企業に対して、400万円を超える資金を支出していたことが共産党の調査で判明しました

 

 

Dappi

2019年6月以降からSNS上で、国会質疑の動画や保守系のインターネット番組の動画を恣意的に編集して野党議員の発言を批判したり、与党議員を評価したりする投稿を繰り返していたアカウント。

 

Dappiのプロフィール

「日本が大好きです。偏向報道をするマスコミは嫌いです」

2022年12日現在のフォロワー数は17万6000人以上

 

 

野党に対する数多くの誹謗中傷ツイートを投稿し、拡散させてきた匿名のツイッターアカウント「Dappi」の発信元でウェブ関連会社「ワンズクエスト」に対して、自民党東京都支部連合会(自民党都連)が2021年だけで、400万円を超える支出をしていたことを、日本共産党の機関紙「赤旗」が2022年11月18日付の紙面で報じました。

 

「Dappi」をめぐっては、誹謗中傷によるツイートで名誉を傷つけられたとして、立憲民主党小西洋之議員や、杉尾秀哉両参院議員がワンズクエスト社を相手取り、合計880万円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴しました。

 

この訴訟は、2022年9月30日に6回目の口頭弁論が開かれました。

 

赤旗によると、東京都選挙管理委員会が公表した2021年分の政治資金収支報告書を調べたところ、自民党都連は「テープ起こし」などの名目で、ワンズ社に対して合計5件で計404万円余の支出が記されていました。

 

ワンズクエスト社はこれまでに、岸田文雄首相や自民党甘利明元幹事長が代表取締役を務めていた企業と取引関係にあったことが判明しています。

 

ワンズクエストの社長は「自民党本部事務総長の親戚」を名乗っていたということで、ワンズクエスト側は法廷に提出した書類で「投稿したのは同社従業員」だと認めました。

 

 

ワンズクエストのコメント

「投稿は従業員が私的にやったこと」

「会社の業務としては行っていない」

 

 

「Dappi」問題を受けて、某メディアがワンズクエストに取材を試みました。

 

ワンズクエストが入るビルは、都心に近い駅から徒歩約5分ほどの立地にあり、幹線道路から路地に入ってすぐの4階建てのオフホワイト色の雑居ビルです。

オートロックの入り口付近にあるフロア案内板には、ビルの2階にウェブコンサル会社の事務所が入っていると表示されていました。

 

信用調査会社による調査結果では、従業員は15人。

主な取引先には、自民党や大手出版社があるようです。

 

志メディアの取材者はDappiとのつながりについて聞こうと、202年10月以降に何度かワンズクエスト社が入るテナントビル訪れましたが、インターホンを押しても反応はなかったということです。

テナント部分の窓のブラインドは閉められたままで、社内の様子は外からはわからない状態でした。

 

朝夕に出入りしている社員の姿も確認できず、日中に会社に電話をしても、「本日の営業は終了しました」との自動音声が流れるだけで、誰ともつながらない状態が続きました。

同社の社長や取締役らにも接触を試みたが、一度も会えていないということです。

                                       

「Dappi」と政権与党との密接な関係に関する疑惑は、「Dappi」問題が刑事事件ではないので全容解明は難しいと思われます

 

しかし、「Dappi」と政権与党との金の流れは発覚しております

 

政権与党がSNSで民意を操作する可能性を否定する理由はありません

 

政権与党によるSNSでの工作には、「日本が大好き」などの文言が使用されている可能性があるということです

日本人を苦しめ続けて、社会保障の負担だけで5公5民にまで悪化させた元凶が、「日本が大好き」とは噴飯物です