2023年6月23日
公益社団法人日本PTA全国協議会で、1079万円の使途不明金が発覚しました
埼玉県のさいたま市PTA協議会(市P協)が、上部団体にあたる公益社団法人日本PTA全国協議会(日P協)宛てに提出した、公開質問状により明るみに出ました。
市P協が日P協宛に提出した公開質問状(2023年6月21日付)
「2022年度予算に対して、4740万円の赤字を計上していることの説明を求める。」
「3千万円を超える旅費交通費と会議費についての説明を求め。」
「22年度予算では、5085万円もの差異が生じ、4740万円もの赤字を計上するに至った経緯についての詳しい説明と理事会によるチェック体制の有無の回答を求める。」
「本年度開始時点で、未払い金・未払い費用が1395万円に上っているとして、明確な理由の説明を要請する。」
「全国大会や教育支援などを除く管理部門で、旅費交通費2353万円、会議費739万円に上った説明のほか、妥当性の検証を実施したか、三役や理事が把握していたかの回答を求める。」
「雨漏りによる緊急の修繕工事について、見積もりや契約書、領収書を三役と理事会は確認、承認しているかの回答も求める。」
さいたま市PTA協議会(市P協)コメント
「さいたま市PTA協議会に問い合わせがある『一部の日P事務局員や役員の方々については、さいたま市PTA協議会の構成員なのか』という質問に関しては、現時点で構成員ではないことを明確に回答いたします」
公益社団法人日本PTA全国協議会(日P協)コメント
「使途不明金1079万円の発覚を公表する。」
「2023年6月17日の定期総会で、真相解明と再発防止に取り組む方針。」
公益社団法人の問題ですから、監督省庁の責任も問われるべきです
議員や公務員や税金が流れている各種団体による「税金の中抜き」が横行しているようです
公金が既得権益層によってジャブジャブ使われる訳ですから、いくら増税しても足りるわけがありません