2021年5月11日
高齢者向けのコロナワクチン接種の予約枠で、スギ・ホールディングスの杉浦広一会長夫妻に対して、愛知県西尾市が便宜を図っていたことが発覚しました
スギ・ホールディングスはスギ薬局を展開しており、便宜を受けたのはスギHD会長の杉浦広一(70歳)とスギHD相談役の杉浦昭子(67歳)です。
スギ・ホールディングスのコメント
「会長杉浦広一および相談役昭子へのコロナワクチンの優先的接種を西尾市様に依頼したことにつきまして、ワクチン接種をお待ちの西尾市の方々はじめ、全国の皆さまにとって不快な行為であったこと、日夜尽力されている全国の行政の方々の努力に水を差す結果となってしまったことに深くおわび申し上げます。」
「今回の案件に至った背景として、当社相談役が肺がんを患い大きな手術を経験しており、一日も早いワクチン接種をとおもんぱかった当社秘書が西尾市役所様にお問い合わせをさせていただいたことに端を発します。」
「その使命感ゆえに何度かお問い合わせを繰り返ししたことについてご迷惑をおかけしたと考えております。」
「また会長杉浦自身は過去にアナフィラキシーショックを経験しており、ワクチン接種を希望しておりません。」
「このような事態を引き起こしたことを深く反省し、ちょうだいいたしました、多くのご意見・ご指摘を真摯に受け止め、今後このようなことがなきよう努めてまいります。」
競泳の五輪メダリスト松田丈志さんのコメント
「会長夫妻の意向がどれだけあったかっていうのもまだ分かりませんし、秘書が会長夫妻を思ってやったことかも分かりませんけど、これまでの貢献から優先順位が変わるってことはあってはならないし、市がそれを受け入れたってことが問題」
国の公表によると、ワクチン接種を優先的に受けられるのは
医療従事者
高齢者
特定の持病のある方
であったはずなのですが
自民公明の治世では、上級国民はワクチン接種も優先されるということでしょうか
最大の問題は、この忌まわしき行為を国が調査して発覚に至った訳ではないということです
腐りきっていますね
ネット上の報道では
「会長は接種を希望しておりません」
との文言が強調されておりました
安全性が確認されていないワクチン接種で便宜工作をされては、会長もたまったものではないでしょう
本当に、接種を望んでいなければの話ですけど