2023年12月14日
「ホクロ除去クリーム」としてNET上で話題になっている「点痣膏」に関して、皮膚障害などのおそれが確認されたとして国民生活センターが注意喚起しました
国民生活センターが、同じ銘柄の4つの商品の成分を分析したところ、すべてカルシウムが検出されており、重い皮膚障害などを引き起こす強いアルカリ性を示したということです。
国民生活センターは、商品を持っている場合はすぐに使用を中止するとともに、個人輸入の医薬品や化粧品は安全性の確認が不十分だとして、少しでも不明な点がある場合は購入を控えるよう呼びかけています。
ホクロ除去クリーム「点痣膏」に関しては、2023年10月末までの5か月間に、この商品を使用して皮膚にやけどのような跡が残ったなどという事例が、合計4件寄せられています。
国民生活センターに被害の相談をした70代の女性は、連絡先が海外になっている販売サイトで購入して顔に使用したところ、クリームを塗った額部分が赤く腫れたということです。
70代の女性は、すぐに皮膚科を受診しましたが、化学熱傷によって皮膚がえ死していると診断されました。
ほかにも、鼻の周りに塗った50代の女性は、顔の皮膚がむけて茶色く変色したということです。
ホクロ除去クリーム「点痣膏」の広告文句
「ほくろが取れる」
「ひと塗りで安全にほくろやいぼが取れる」
「点痣膏」のNET上での口コミ
「素早いほくろ除去が可能」
「痛みも跡もない」
「これは画期的」
「長年コンプレックスだったホクロが消えました」
「こんなの欲しかった」
ステマの口コミを鵜呑みにしてはいけません
イボはウイルス性疾患です
市販薬もありますが、基本的には皮膚科の受診と治療がオススメです
国はmRNA系ワクチンでも、このくらいのスピード感で安全性を確認するべきでしょう