2023年12月12日
大阪府吹田市にある放課後等デイサービス「アルプスの森」の利用者少年が、川でおぼれて死亡したとして、施設の代表ら2人が業務上過失致死の容疑で逮捕されました
吹田市の放課後等デイサービス「アルプスの森」で2022年12月に、利用者の13歳中学1年生が送迎中に行方不明となり、その後、近くの川で死亡しているのが発見されました。
「アルプスの森」の代表らは、送迎の際には職員2人で対応する取り決めだったにもかかわらず、職員が1人が腕をしっかり持つことなく対応したことで、13歳の利用者が川に飛び込んで死亡した疑いがもたれています。
警察は、逮捕された2人の認否を明らかにしていません。
「アルプスの森」利用者少年の遺族コメント
「命を守るために絶対必要だと言っていた安全対策、それを一方的に破っている」
「どうしてこういうことが起きたのか説明を受けていないので、私はそこが一番知りたいです」
「送迎は2人体制でずっとやっているって言ってたのに1人で対応していた。命を守るために絶対必要だと言っていた安全対策、それを一方的に破っているんですよね」
放課後等デイサービス「アルプスの森」の代表コメント
「事故に関してはお答えできない」
「今後の捜査にも影響するので、一切事故に関することはお答えできない」
「過失があったとかそういうことは言えません。」
「申し訳ない気持ちは一切変わっていないので」
事故が発生した時にスタッフが2人だったら違法にはならないのでしょうか
スタッフが1人だったら逮捕される
そんな法律はありません
これで逮捕されるようでは、利用者さんに散歩してもらったり屋外の運動をしてもらうのが困難になるでしょう
利用者が川に飛び込むのを阻止するには、利用者の体にハーネスを装着してリードでつなぐ必要があります
リードでつなぐのは人権侵害
散歩させないと人権侵害
腕を振り払って川に飛び込んで死亡したら
業務上過失致死の容疑で逮捕
放課後等デイサービスは、すべて国営にするか、手厚い予算を付けなくては運営が成り立ちません