2023年2月15日
京都市が「課長補佐級」の役職を廃止しました
京都市では、2023年4月から課長補佐級を廃止します。
課長補佐級が、担当課長や係長との役割分担が曖昧になっており、2022年4月1日現在で課長補佐級の226人は、課長級に昇任する人以外は係長級に降任します。
課長補佐級の廃止により係長級に降任する人は、地方公務員法に基づき、減給分は補償されるということです。
課長補佐級の廃止により、係長級が1年間昇進しなかったと仮定すると、年間2千万円の人件費を削減できる見込みです。
京都市職員の職階は、局長級、部長級、課長級、課長補佐級、係長級、主任、係員に分かれています。
課長補佐級は、1986年度に創設され、当初は課長の業務を補う役割を担っていました。
京都市人事課のコメント
「課長補佐級が係長と似たような業務になっている」
「課長補佐の存在感が薄れている」
京都市の市長コメント
「京都市は破綻しません」
全国的に「無駄な役職」についている職員が大勢いるのだと思います
公務員だけが、実績や能力を度外視して、勤務年数に比例して役職だけが上がっていくのは許されません