2022年11月22日
東京都の西東京の一部自治体で「指定ゴミ袋」が不足して住民が悲鳴を上げています
西東京市では原則として、市指定のゴミ袋でなければごみを排出できない決まりになっていますが、現在は市指定のゴミ袋が品薄状態になっています。
「指定ゴミ袋」が不足している理由は、製造工場で従業員の新型コロナ感染などによる生産能力の低下とされています。
この現象は、西東京市だけではなく、西東京市に隣接した武蔵野市でも起こっています。
武蔵野市民のアパートのごみ置き場では、家庭ごみが別の市指定ごみ袋で捨てられていたために、ごみが回収されず放置されており、野良猫やカラスによりゴミが散乱している状態になっていました。
西東京市民のコメント
「売られていなかったです。全く。困りました。」
「ごみ袋がないと、何にごみを入れるんだという感じ。そうなると、指定じゃないとありがたい」
「何店舗か回ってみたが、まったく売られていなかった」
「路上に放置されるゴミが増えた感じがする」
武蔵野市民のコメント
「だいぶ困りますね。やっぱり、常にごみって出てくるので、それが捨てられないと。」
「特に生ごみ系とか臭いもするので、市販の袋を買って代用して。とりあえず集めて、部屋の端っこに置いておく」
「お店になかったので、市役所に電話して売っている所を聞いて、買いに行きました。ただ、やっぱり1人1点とか制限されていて」
「市役所に持込で回収してもらいたい」
「ごみ袋については、コロナ禍の影響等で、製造工場での生産能力が低下し納品が遅れたことから、一部品薄状態です」
武蔵野市のコメント
「通常の生産体制に戻りつつあるといいますが、買い占めなどをしないよう配慮してほしい。」
武蔵野市の対応に問題があります
指定ゴミ袋の流通量を把握していないということです
ゴミ袋を指定するだけが仕事ではありません
武蔵野市は買い占めに責任転嫁していますが、供給に問題が無ければ買い占めはおこりません
一時的に透明なビニール袋での家庭ごみの排出を可能にするべきでした
「指定ゴミ袋での回収を取り決めた」ありきで、思考することをやめ、柔軟に対応する事が出来ません