2024年3月11日
広島県福山市で、毒劇物の六価クロムに汚染された野良猫が逃亡しました
広島県福山市柳津町にある野村鍍金福山工場では、2024年3月11日に工場敷地内に入り込んだ猫が、有害物質の六価クロムの槽に落ち、六価クロムまみれの状態で敷地外へ逃げる事態が発生しました。
この猫に人が触ると、皮膚がただれ呼吸器疾患の恐れがあるとして、福山市は注意と情報提供を呼びかけています。
野村鍍金福山工場は、金属めっきを施すために六価クロムを扱っています。
2024年3月11日午前7時頃に、出社した従業員が猫の赤褐色や黄色の足跡を発見しました。
異常を察知した従業員らが防犯カメラで確認したところ、前日の10日午後9時半頃に工場の外に足跡を残しながら逃げていく猫が映っていたということです。
猫が六価クロムの槽に落ち、はい上がって逃げたとみられています。
六価クロムは黄色や赤褐色をしており、人体に付着すると皮膚や粘膜の炎症や、呼吸器系の異常を引き起こする恐れがあります。
「絶対に触らないで」
「異常の見られる猫を発見したら絶対触らず、市か警察に連絡してほしい。」
「万が一触ったら、大量の水で洗い流して」
福山西署 084(933)0110
令和に改悪された動物愛護法によって、野良猫の捕獲が困難になりました
某県にある工場が、敷地内で資材を荒らす野良猫の捕獲を業者に依頼しましたが、業者が工場敷地内で捕獲した野良猫を近隣の山に放したところ、動物愛護法の遺棄罪として検挙されました
動物愛護法の保護対象になる動物に、細菌類を付着させて市街地に放すようなバイオ・テロの可能性もあります
狂犬病の観点から野良犬は国が対応しますが、野良猫は放置されています
猫ノミを媒介するのが猫です
最近では、犬猫が新型コロナへの感染も確認されています
野良猫の対応も国が実施するべきです