2023年4月20日
広島県がサミットの関連予算で、保護されるべき貴重な被爆樹木のシダレヤナギを、雑木として誤伐採しました
委広島県の託業者が2023年3月3日、広島県広島市東区牛田本町の京橋川左岸の雑木の伐採作業をしていた際に、川沿いの被爆樹木であるシダレヤナギを、根元から切り落としました。
被爆樹木が伐採された事に気づいた市民が通報したことで市が調査し、2023年4月18日に工事発注者の県西部建設事務所に指摘して判明しました。
伐採されたシダレヤナギは爆心地の北東約2㎞の場所にあり、高さは約3mでした。
県西部建設事務所は被爆樹木とは知らず、業者も認識していなかったということです。
被爆樹木を登録する広島市も、伐採されたシダレヤナギに周知用のプレートを設置していませんでした。
「貴重な被爆樹木を伐採した。県民に深くおわび申し上げる」
広島市国際平和推進部のコメント
「被爆者の高齢化が進む中、原爆被害を伝える物言わぬ証人として保存に努めてきた。なんとか再び芽を出してほしい」
「市内に160本ある被爆樹木の所有者に保存や管理を求める文書を出す。」
関係者と管理責任者全員の首を切っても(解雇)取り返しがつきません
切株から新芽が芽吹いたとしても、被曝した当時の姿でなくては意味がありません
この不祥事だけでも、広島サミット2023は大失敗だったと断言できます